上皮は考える#9 耳鼻咽喉科医の上皮研究に対する期待

 耳鼻咽喉科領域の上皮は、ほとんどの場合容易に直接タッチできる。われわれは、外来、病棟などで、常に耳、鼻、のど、頸部を見て触っている。その過程は、上皮細胞そのものを治療しているといっても過言ではない。
診察室
 祖父あるいは父のクリニックの外来診療を間近にみていた子供の頃、あまり魅力的に感じなかったこれらの処置そのものが、実は正統的な耳鼻咽喉科診療であり、また関連他科の中で埋没しない耳鼻咽喉科医としての生き残る道であると最近思うようになった。
 昨今、院内感染防御などの視点から、大学などの教育機関で局所処置の機会が減少している嫌いがあるのは、耳鼻咽喉科の明日を考える上で不安要素の一つであると思っている。しかしながら、ただ漫然と処置をするのではなく、それぞれがどのような機序で効果を発揮しているのかを見極めるのが大切であり、そのエビデンスを明らかにすることを目的とする基礎研究が、新規局所治療の開発として実を結ぶことになると確信している。
 このような研究に現在研修中の耳鼻咽喉科医がより一層関わり、From Clinic to Bench and-Backの観点から、重要な知見を次々と発表されることを願っている。

頑張れ阪神タイガース!!

2005年9月30日に竹中 洋会長のもとホテル阪神でおこなわれた第44回日本鼻科学会懇親会の写真です。konnshinnkai
前日阪神の優勝が決まって当然ホテル阪神で行われる祝勝会に使用するため学会懇親会の開催が危ぶまれていましたが、無事おこなわれました。
物心ついたときから、巨人大鵬卵焼きが大嫌いでした(実は卵焼きはあとで好きになりました)。巨人V9の頃の万年2位の阪神が意味もなく好きでした。
一番に対する反発や恐れが強いからでしょうか。二番は結構気持ちがいいかもしれません。
当時も、赤星、藤本、金本などきらりとひかる、これぞ阪神という感じのいぶし銀のスター選手が多かったですね。
◎はりま坂クリニックのマスコット「トラッキー」です。
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はりま坂トラッキー

上皮は考える#8 Drug delivery system

 鼻粘膜のナノ粒子によるDDSに関しては、最近の進歩が著しい。
DDSの観点から、鼻粘膜は非常に有望なターゲットであると考えられている。従来の局所吸収の経路の考え方から、経細胞路としてイオンチャネル、受容体、トランスポーター、キャリア、リピッドラフトなどを介するものが知られている。
 また、傍細胞路であるタイトジャンクションを介した吸収促進剤が従来研究されてきている。もちろん吸収経路としての上皮は重要であるが、粘膜上皮細胞そのものをターゲットとした治療戦略も無視されるものではないと考えている。
細胞チャネル

研究業績

過去の主な学会発表をリストアップしました。

▼2014年
▼2013年
▼2012年 ▼2011年 ▼2010年
▼2009年 ▼2008年 ▼2007年
▼2006年 ▼2005年 ▼2004年

※2010、2012、2013年追記しました。(2015.8.24)
ロゴイメージ
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